2022.1 及び 2021.2 から 新たにジャーナルファイルの自動圧縮機能がサポートされました。
この機能によって、わずかなCPUコストでジャーナルファイルが占有するDisk容量を大幅に削減する事が可能になります。
実際のお客様環境でジャーナル・ファイルの圧縮率85%という非常に高い効果が確認出来たケースもございます。
(圧縮効果はジャーナル・ファイルに記録される更新データの内容に依存します)
圧縮はミラージャーナル・ファイルに対しても行われます。
動作メカニズム
- 現在書き込み対象となっている “アクティブ” なジャーナル・ファイルのサイズが規定サイズに達し、ジャーナル・ファイルの切替が発生すると、それ以降に発生するジャーナル・レコードは新しいジャーナル・ファイルへ書き込まれるようになります。
- 今迄書き込み対象となっていたジャーナル・ファイルはこれ以降は書き込みされない、”非アクティブ”、すなわち、更新のない静的なファイルとなった為、システム・プロセスによりジャーナル圧縮処理が開始されます。
- 圧縮が完了すると、圧縮前の非アクティブな元のジャーナル・ファイルは削除されます。 そして圧縮されたジャーナル・ファイルはファイル名の末尾に “z” が付加されます。
一連の処理は、IRISシステム・プロセスが自動的に行います。
そのため、ジャーナルが切り替わるとすぐに、非アクティブなファイルの圧縮が開始されます。
圧縮されていないの従来のジャーナル・ファイル同様に、圧縮されたファイルから直接、ロールバックやロールフォワードが実施できます。
またIRIS上の様々なツールや管理ポータル上から直接圧縮されたジャーナル・ファイルを扱う事が可能です。
(圧縮されたジャーナルファイルの指定にはファイル名末尾の “z” を省いた名前を用います。)
ジャーナル圧縮の設定方法
ジャーナル圧縮機能は新規インストレーションでは デフォルトで 有効になります。
アップグレードでは前の値を継承します。2022.1より前のバージョンからのアップグレードでは無効となります。
また、以下の方法で変更する事が出来ます。
- 管理ポータル システム > 構成 > ジャーナル設定 - (構成設定) の “Compress journal files”
- CPF ファイルを直接変更 [Journal] セクション CompressFiles= 0なら無効、1なら有効
- ^JOURNAL / ^JRNOPTS CHUIユーティリティー “6) Compress Journal files”
messages.log には以下のようなメッセージが記録されいます。
02/14/23-10:41:32:466 (30640) 0 [Utility.Event] Journal File Compression: Compressed d:\iris\journal\20230214.002