開発者の皆さん、こんにちは。

2023年5月にご案内した記事「2023.2 からスタジオが非推奨となります」でもご案内しましたが、インターシステムズは、IRIS 2023.2のリリースからスタジオの廃止を発表しました。

詳細な非推奨計画は2023年11月にお知らせした記事「InterSystems Studio の非推奨に関するお知らせ」でご案内していましたが、バージョン2024.2のプレビューリリースが始まり現在その計画の最初のマイルストーンに到達しました。

バージョン2024.2 プレビューキット以降、Windows キットにはスタジオが含まれなくなります。つまり、このキットを使用した新規インストールでは スタジオがインストールされません。既存のインスタンスをバージョン 2024.2以降にアップグレードした場合は、インスタンスの bin ディレクトリから スタジオが削除されます。

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InterSystems 開発者コミュニティは 21,978 名の優秀な開発者が参加しているコミュニティです
InterSystems IRIS のプログラマーが学習や知識の共有を行い、最新情報を入手し、共に楽しく成長できる場所です!

コミュニティの皆さんこんにちは。

突然ですが、皆さんはIRISの機能にある「ユニットテスト」は利用されているでしょうか。
筆者はまだ実装まで行えていませんが、各関数の品質保証を担保するため導入を検討している段階です。

現状、IRISのユニットテストには下記2点の対応すべき点があると考えています。

  1. テスト結果の可読性が低い(先日vscodeで拡張機能が出ていましたが、やはり見ずらいと感じました)
  2. ユニットテストを自動で実行する手段がない

特にテストが継続的に自動で実施されないと、ユニットテスト自体が次第に陳腐化し、実行されなくなり忘れ去られる恐れがあると考えます。
ただし、意味もなく定期的にテストを実行しても効果がありません。
そこで、Gitのpushのタイミングで行おうと考えました。

次にテスト環境です。
テスト環境の構築は、テスト自動化の観点からみるとCI/CDツール等を利用するのが一般的だと思います。
ただ今回は、テスト環境の構築を簡易にすませたいと考え、IRISの既存技術を組み合わせて構築しようと考えました。

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IRISを起動しようとするとエラーとなり起動できません。
どなたか解決策をご存知でしょうか?よろしくお願い致します。

環境:Windows11

事前作業:

下記URLと同症状が発生し、アップグレードインストールを行っています。

https://jp.community.intersystems.com/post/iris%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%...

操作:

1.タスクトレイアイコンから「InterSystems IRIS 開始(S)[IRIS]」を選択。

2.エラーメッセージが表示される。

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開発者の皆さん、こんにちは!

この記事は、2024年7月に開催された「InterSystems Pythonプログラミングコンテスト2024」でエキスパート投票、コミュニティ投票の両方で1位を獲得された @Henry Pereira さん @José Pereira さん @Henrique Dias さんが開発された sqlzilla について、アプリを動かしてみた感想と、中の構造について @José Pereira さんが投稿された「Text to IRIS with LangChain」の翻訳をご紹介します。

第2回 InterSystems Japan 技術文書ライティングコンテスト 開催! では、生成AIに関連する記事を投稿いただくと、ボーナスポイントを4点獲得できます📢 @José Pereira さんの記事を💡ヒント💡に皆様の操作体験談、アイデアなどを共有いただければと思います。

開発されたアプリSQLzilla についての概要ですが、Open Exchangesqlzilla のREADMEに以下のように紹介されています。

「SQLzilla は、Python と AI のパワーを活用して、自然言語の SQL クエリ生成を通じてデータ アクセスを簡素化し、複雑なデータ クエリとプログラミング経験の少ないユーザーとの間のギャップを埋めます。」

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

404エラーが返される場合に、以下の対応でエラーが解消されることがわかっています。


(1) binの接続を許可

/cspの構成エディタ>セクションで以下選択

system.webServer > security > requestFiltering

> hiddenSegmets 選択 > (コレクション)の右欄(Count=xx)の右端 [...] クリック

> segment欄に binの行があったので、選択して削除

> 画面戻って、右上の [適用] クリック

または、IISの構成ファイルを直接編集することでも対応可能です。

C:\Windows\System32\inetsrv\config\applicationHost.config

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

JDBC および ODBC 経由でInterSystemsIRISから外部データベースにアクセスしたい場合、SQLゲートウェイを使用しリンクテーブルを作成して接続できます。

2023.1以降のバージョンでは、リンクテーブルに加えて、外部テーブル/FOREIGN TABLE を使用することが可能となりました(2024.1時点で実験的機能)。

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InterSystems製品のバックアップ方法の中の3つの目方法は、「並行外部バックアップ」についてです。

この方法は外部バックアップと異なり、スナップショットなどのストレージ機能がない環境に向いている方法でオンラインバックアップよりも高速にバックアップできます。(古いバージョンのInterSystems製品でも利用できるバックアップ方法です。)

ただし、バックアップやリストア手順が複雑になります。

並行外部バックアップの利用を検討される際は、事前にリストア手順についてもテスト環境などでご確認いただくことを推奨します。

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InterSystems IRIS の新バージョンに、 Hierarchical Navigable Small World (HNSW) インデックス・アルゴリズムに基づく新しい近似最近傍探索 (ANN) インデックスが搭載されました。こちらは、ベクトル検索 早期アクセスプログラム で入手いただけます。これにより、大規模なベクトルデータセットに対して非常に効率の良い近似最近傍探索が可能となり、クエリパフォーマンスとスケーラビリティが大幅に向上しました。

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開発者の皆さん、こんにちは!

次のInterSystems プログラミングコンテストの内容についてご案内します📣

🏆 InterSystems Python コンテスト 🏆

期間: 2024年7月15日~2024年8月4日

賞金総額:$14,000

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開発者の皆様はじめまして。
私からはIRISのソースコントロール機能を用いたソースの自動チェック機能のご紹介をしたいと思います。
チーム開発では、ソースの可読性や実装方法等がある程度統一されるようにコーディング規約を作成すると思います。
しかし、メンバーの入れ替わりでコーディング規約の説明をしていても徹底されないことが起こることも少なくありません。
なので、ソースコントロールを使用してコンパイル時に自動的にチェックするようにしました。
IRIS内で完結させるメリットとして、エラーチェックだけでなくチェック後にエラーがなければコンパイルまで自動で行えること、
%Dictionary.ClassDefinition(クラス定義)を使用できるので、チェッククラスを作成しやすいこと等があげられます。

目次

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Embedded Pythonの導入に伴い、1つ嬉しいことは、直接エクセルファイルの読み書きができるようになったことです。

それでこの機能を使って、ミニ業務改革をちょこちょこ行なっているのですが、そこでちょっとハマったことを共有します。

実際この内容は実はIRISとは全く関係ないのですが、このDCコミュニティの皆さんが同じことでハマった場合に少しでも早く問題解決できるように情報共有します。

エクセルの計算式の入ったセルの値を読み取るときには、そのファイルのオープンの際にdata_only=Trueというフラグをつけないといけないのですが、そのファイルがopenpyxlで読み書きしたファイルの場合に、その計算式のセルの値(Noneとなる)がうまく読めないことがあります。

その場合には、そのファイルをエクセルで開いて再保存することで、正しく読むことができます。

以下にそのあたりの内容を説明したページがあります。

元ネタ

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近頃、LLM や AI などに関する話題で非常ににぎわっています。 ベクトルデータベースもそれなりに関わっており、IRIS 以外では、世界中で多様なサポートがすでに実現されています。

なぜベクトルなのでしょうか?

  • 類似検索: ベクトルでは、データベース内で最も類似する項目やドキュメントを検索するなど、効率的な類似検索が可能です。 従来のリレーショナルデータベースは完全一致検索向けに設計されているため、画像やテキストの類似検索といったタスクには向いていません。
  • 柔軟性: ベクトル表現には汎用性があり、テキスト(Word2Vec、BERT などの埋め込み経由)や画像(ディープラーニングモデル経由)などの様々なデータタイプから導き出すことができます。
  • クロスモーダル検索: ベクトルでは、様々なデータモダリティでの検索が可能です。 たとえば、画像のベクトル表現を基に、マルチモーダルデータベースで類似する画像や関連するテキストを検索できます。

理由は他にも多数あります。

そこで、この Python コンテストでは、このサポートを実装してみることにしました。 残念ながら時間内に完成させることはできませんでしたが、その理由を以下で説明します。

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Git を使用してIRIS でソリューションを構築することは、素晴らしいことです! 単にローカルの git リポジトリにVSCodeを使用し、サーバーに変更をプッシュする... それは非常に簡単です。

でも、次の場合はどうでしょうか。

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ここ最近になって、VSCodeで以下のようなエラーが出るようになり、波線だらけになってしまいます。
IRISサーバーとは連携出来ていて、コンパイルも通るので大きな問題ではないのですが、ソースが真っ赤っ赤になってとっても見辛いです。
これらを消す方法があれば教えて下さい。
VSCode、拡張モジュール共に最新です。

Avoid using legacy if/else flow control statements (cachequality:OS0089)

鍋蓋カッコを使わない1行のIF文のところで真っ赤な波線が出まくります。
例:if (a = "") set b = "c"

Consider using an If statement instead of a postconditional (cachequality:OS0039)

コマンドの後付条件を記載しているところで、青い波線が出まくります。
例:quit:var=""

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

こちらの記事では、「IRISでシャドウイングの代わりにミラーリングを構成する方法」を紹介しました。

今回は、「プログラムでシャドウイングの代わりにミラーリングを構成する方法(Windows版)」を紹介します。


【今回のサンプル・ミラー構成について】

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HealthShare、HealthConnect、および InterSystems IRIS ユーザーが使用できる FHIR アダプターツールに関する連載記事を再開しましょう。

前回の記事では、ワークショップをセットアップした小さなアプリケーションを紹介し、FHIR アダプターをインストールした後に IRIS インスタンスにデプロイされたアーキテクチャを説明しました。 この記事では、最も一般的な CRUD(作成、読み取り、更新、削除)操作の 1 つである読み取り操作を実行する方法の例を確認します。ここではリソースの取得によって行います。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

管理ポータル > [システム管理] > [セキュリティ] 以下の設定は、%SYSネームスペースにあるSecurityパッケージ以下クラスが提供するメソッドを利用することでプログラムから作成することができます。

以下シナリオに合わせたセキュリティ設定例をご紹介します。

シナリオ:RESTアプリケーション用設定を作成する

事前準備

シナリオの中で使用するソースを2種類インポートします。

アプリケーション用RESTディスパッチクラスをインポートします。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystems製品のサーバサイドでファイル入出力を行うと、文字列はシステムで設定されたファイル入出力用文字コードに自動変換され、文字単位でREADします。

ファイルから入力する文字をバイト単位で操作するためには、自動変換を行わない無変換の状態でファイル入力を行い指定バイトずつ読みながら読んだ分だけUnicodeに手動で変換していく必要があります。

変換には$ZCONVERT()関数を使用します。($ZCONVERT()には省略形があり$ZCVT()でも同様の操作が行えます。)

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

PythonからObjectScriptのルーチンを直接呼び出すことはできませんが、クラスメソッドを経由して間接的に呼び出すことができます。

しかし、Pythonの変数とObjectScriptのローカル変数は内部構造が異なるため、情報の交換には少し工夫が必要です。

簡単なサンプルでその方法について説明します。

まず、2つの変数を足し算する簡単なルーチン ^testを作ります。

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お世話になっております。

ご好評をいただいております弊社主催の開発者向けウェビナー、第18回となる10月は、以下の日時・内容で開催いたします。

ご登録はこちらから

【概要】

ITを取り巻く環境は常に進化を続け、ITリソースの需要はいつも強く求められています。それゆえ、社内開発からお客様へのサービス展開まで、システム環境構築の自動化戦略は、いまや欠かせないものになりました。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

SQLゲートウェイの接続設定は管理ポータルで作成できますが、プログラムでも作成が可能です。

管理ポータル:
[システム管理] > [構成] > [接続性] > [SQLゲートウェイ接続]

こちらのトピックでは、ODBC/JDBCそれぞれの設定をプログラムで行う方法をご紹介します。

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ご好評をいただいておりますインターシステムズ開発者向けオンラインセミナー、連続3回のシリーズでお届けする新機能のご紹介、

7月は以下のテーマで開催いたします。

テーマ「Embedded Pythonの新機能」

日時:7月30日(火)13:30~14:00 (参加費無料・事前登録制)

ご登録はこちらから

[概要]

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

通常SQLCODE -114(一致する行が既に別のユーザにロックされています)のエラーはロックが競合した場合に発生します。

こちらはレコードロック競合があったり、ロック閾値を超える更新を行いテーブルロックに昇格した際に、そのテーブルレコードに対して別のプロセスよりSelectを行い共有ロックを取ろうとして失敗した(ロック待ちがタイムアウトとなった)場合に発生します。

Selectで共有ロックを取る場合というのは、IRIS の ISOLATION LEVEL がREAD COMMITTED(デフォルトはREAD UNCOMMITTED)で、Selectを行った場合です。

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記事
· 2024年6月6日 2m read
JSON_Table(SQL)の利用

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

IRIS/IRIS for Health2024.1以降のバージョンのSQLで、JSON_TABLE関数がサポートされています。
【ドキュメント】JSON_TABLE(SQL)

これを使用することにより、JSON形式データを表形式で取得することが出来ます。

【例】郵便番号情報を外部から取得し、表形式にマッピングする。
(取得データ(JSON))

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記事
· 2024年5月7日 4m read
VS Code 関連リソース

VS Code に焦点を当てた 2 つの現地ウェビナー(ヘブライ語による「Intro」および「Beyond Basics」)に続き、フォローアップとして参加者向けに送信した関連リソースのリンクを用意しました。 コミュニティのために、ここでもそれを共有しています。
便利なリソースをぜひさらに追加してください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

監査ログはシステムDB内テーブル(%SYS.Audit)に記録されていますので、そのテーブルに対するクエリを実行して抽出したり、%SYS.Auditテーブルに用意されていストアドプロシージャを利用して情報を取得しファイル出力するようにプログラムを用意することもできます。

以下にご紹介する内容は「監査ログをプログラムで出力(ユーザやイベント指定など)する方法」に関連した内容で、監査ログのファイル出力を管理ポータルの機能を利用した例とプログラムを利用した例でご紹介します。

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開発者の皆さん、こんにちは。

この記事では、InterSystems製品のバックアップ方法(4種類)のご紹介と、バックアップを行う前に確認しておきたい内容について解説します。

また、この記事に続くシリーズ記事では、それぞれのバックアップの仕組みと操作例を交えたバックアップとリストア手順を解説していきます。

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警告:"NOT %INLIST" を使用した SQL クエリが結果を返さない

インターシステムズは、一部の SQL クエリが不正な結果を返す原因となる 3 つ
の不具合を修正しました。 影響を受けるクエリの詳細については、以下を参照し
てください。

この問題は、以下の製品のリストにあるバージョンに存在します:

  • InterSystems IRIS® data platform
  • InterSystems IRIS for Health™
  • HealthShare® Health Connect

同様に上記製品をベースとしたその他のインターシステムズ製品

影響を受けるバージョン:

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